
「物部クンは、優しいね」
光の中で手を伸ばした。
その笑顔を、悲しみで終わらせないために
イリスだけでなく深月たちクラスメイトの竜紋も変色させてしまった悠は、他の“D”との接触を禁じられ、学園内で隔離されていた。
悠のつがいになるか否か、それぞれの選択を迫られる少女たち。
そしてついに、ニブルのロキ少佐が動き出す。
“灰”のヴァンパイア――ミッドガル学園長シャルロットを討つために。
差し向けられたのは、かつて悠とジャンヌが所属していたロキ直轄の特殊部隊スレイプニル。
そして、欠けた破片を埋めるのは――。
「――届けて」
止められない想いと、止まらない運命の歯車。
終わりの前兆と、終わらせないために叫んだ声。
たとえ今、伸ばしたこの手が届かなくても、きっと――。
アンリミテッド学園バトルアクション第九弾!