憧れの小説家の正体は教え子のJK
社会人として許されない……不道徳(インモラル)な小説講義(レッスン)
しがない塾講師・佐野正道はある日、憧れの小説家・琴羽ミツルのサイン会に赴く。そこにいたのは塾の居眠り常習犯・三ツ春琴音。
天才ベストセラー作家の正体はなんと教え子の女子高校生だった!
過去にも一度会っており、小説家の夢を共有した二人。夢を諦めた正道を認められない琴音は、思いがけない行動に出た――。
「書いてきてください。この写真で、人生を終えたくないのなら」
弱みを握った琴音は、恋人もいる社会人の正道を創作へと誘う。
「日常に帰るか、わたしと一緒に小説家になるか。どうします?」
葛藤の末、琴音に小説指南を受けて再び夢を追う決意をする正道。
そんな日々で、彼は気づいていく。教え子の瞳に映る別世界に――