それは、ある祝日のこと。
 突然理由も分からずに神さまになった俺――音守真人は、自分に仕える巫女である黒須千鳥と共に、神さまとしてのひと仕事を終えて帰宅しているところだった。
 ひと仕事――といっても、普通の仕事では無く、神さまとしての仕事だ。
 人の願いを叶えること――それが神さまの仕事だった。
 そして俺は今日も今日とて人の願いを叶えるために、他人様の飼い犬の散歩に行ってきたのだ。え、それのどこが神さまの仕事だって? 俺もそう思う。
「さて、真人さま、この後はいかがいたしましょうか?」
「ん~、このまま家に帰るってのにも微妙な時間帯だな……」
 横を歩いていた千鳥の問いに、ふと考え込む。携帯で時間を見れば、時刻は午後二時を回る頃だ、このまま家に帰っても暇を持て余しそうではあった。
「そうだな……どっかに遊びに行くか?」
 何気なくそう誘うと、千鳥はその場に立ち止まり、なぜか恐る恐る尋ねてきた。
「それは、二人きりで、ですか?」
「ああ、もちろんそうだけど? それとも誰か誘いたい奴でもいるのか?」
「いいえいませんそんなもの、私は常に一人です!」
 そんなさびしいことを勢い込んで宣言されてもなあ。
「じゃあちょっと、映画でも見に行くか」
「はい、お供致します」
 千鳥はどことなく弾んだ声でそううなずいた。そんなに遊びたかったんだろうか。もしかしたら映画好きなのかもしれない。
 と、そこで千鳥ははたと気づいたように自分の体を見下ろした。
「あ、ですけどこの格好ではいけませんね」
 千鳥の衣装は、いつもの巫女服だ。お願い事を叶える時は常にこれを着用しており、似合ってもいるのだが、確かに遊びに行くには不向きな格好だろう。
 まったく平気な顔で、どこでもこの服で出かける千鳥だったが、ちゃんとTPOというものはわきまえていたらしい。
「じゃあいったん黒須神社によって、着替えるか?」
 黒須神社とは、千鳥の実家であり、俺を祀る神社だ。
「いえ、真人さまのご自宅の方が近いので、そちらで構わないでしょうか? 服もいくつかは置かせてもらっていますので」
「……別にいいけど、なんかお前、どんどん既成事実を作っていってないか?」
 そうして俺たちが、まずは家に帰ろうとしたところで。
 住宅街の道の向こう――そこに、見知った顔を見かけた。
 長身短髪の、スポーツマン風の男子高校生――俺の親友の望月宗一郎だった。
 向こうも俺を認めて近づいてくるが、しかしどうにも様子がおかしい。
 最初は笑顔だったのに、こちらに近づいてくるにつれて、なぜかどんどんと険しい顔になっていったのだ。
 なにかあったのだろうか、と考えるが、思い当たる節が無い。千鳥を横に連れていることも、あいつは俺が千鳥と付き合っていると思っているので問題ないだろうし。
 そうして、俺たちと宗一郎は向かい合ったのだが。
「……真人、それに黒須さん」
「よう、宗一郎」
「ご無沙汰しております、望月さん」
 とりあえず気軽に声をかけるが、しかし宗一郎の顔は険しいまま、その眼が厳しく光っている。ただその視線は俺では無く、千鳥に向いていた。
「……宗一郎?」
 尋ねると、宗一郎はその肩をわなわなと震えさせ始める。
「……なんだよ、それ」
 それは――怒りを無理やり押し殺した声だった。
「おい、宗一郎どうした?」
 こいつがこれほどの怒りを見せるのは、俺にとっても初めてのことだった。だからこそ分からない、何が宗一郎の逆鱗に触れたのだろうか?
「いったい何をそんなに怒ってるんだよ?」
「何を、だと? 真人、お前には、分からないのか?」
 一言一言に力を込めるように区切る宗一郎だが、そう言われても見当がつかない。
 戸惑う俺の様子を見て、宗一郎は一度、怒気を逃がすようにふう~っと、長く息を吐いてから、千鳥を指差した。
「お前は、彼女を見て何も思わないのか?」
 そう言われてもなあ――指を差された千鳥は、いつもの見慣れた巫女服姿だ。
 とうの千鳥もまた、宗一郎の言葉の意味が分からず怪訝そうに眉をひそめている。
 そんな俺たちに、なぜこれが分からないのだといらだたしげに、宗一郎はぎりぎりと歯を噛みしめ――それから、腹の底から絞り出すような声で叫んだ。
「なんで――なんで巫女服がミニスカなんだよ!」
「そんなことかよ!」
 突っ込む俺を、キッ、と宗一郎が睨み付けてくる。
「そんなことじゃ無い! これは重大なことだろ!」
 吠える宗一郎は、本気でそれが重大なことだと思っているようだ。
「巫女さんの巫女服はな、袴はくるぶしまで隠すようなロングじゃないと駄目なんだ! そんなコスプレみたいに露出した巫女服なんて、俺は絶対に認めない!」
 ああそうか、こいつ、馬鹿なんだな。
 あらためて俺はそう思い、とにかく宗一郎を落ち着けようとして、口を開きかけたところで――ふと、そう言えばそうだな、と微妙に納得する。
 宗一郎のように、ロングでなければならない、と断言するほどではないが、確かにミニスカの巫女服っていうのも、伝統ある神社としては珍しいもののはずだ。
 とりあえず、その疑問を解消するべく、千鳥に質問する。
「ええっと、千鳥? そう言えばなんでうちの巫女服って、ミニスカなんだ?」
 尋ねると、今まで胡散臭げに宗一郎を眺めていた千鳥が、おもむろに語りだした。
「とうとうこの秘密をお話しする時が来たようですね」
「え、そんな重大なことなのか?」
「はい、もちろん。さて、この巫女装束ですが」
 千鳥はふと、なにかを懐かしむように空を見上げた。その瞳には懐かしさと、そして少しの寂しさが込められているように見えた。

「――お祖父さまの趣味なのです」
「え?」
 ……ええっと、なんだって? 趣味、って言ったのか?
「お祖父さまは、常日頃からおっしゃっていました――『やはりミニスカとニーソックスの間の、絶対領域に勝るものは存在しないな』と」
「お前の祖父さんって……」
 ……なんとなくこれまで千鳥から語られたイメージで、千鳥の祖父さんは厳格な人だと思っていたのだが、考えを改める必要が出てきそうだった。
 けっこうファンキーな性格だったのかもしれない。
「そんなお祖父さまの意向で、黒須神社の巫女装束はこれと相成ったのです。ちなみにこの装束に決まってから、黒須神社に助勤に来る巫女は一人もいなくなりました」
「まあそうなるだろうaなあ。けど、お前はどうなんだ? その格好嫌じゃないのか?」
 千鳥は、あんまり露出を好む性格だとは思えないけど。
「衣装など、飾りにすぎません。本質は神に仕える心です……それにこの方が、男性受けもよさそうで参拝客も呼べそうですし」
「そんな打算があったのかよ」
「もっとも、真人さまがやめろとおっしゃるのであれば、従いますが」
「ええっと、いや別にそのままでもいいよ。似合ってるし、俺も好みだ」
「……はい」
「なんてことを言うんだ真人! お前は全国八千万の巫女スキーを敵に回すつもりか!」
 そこで宗一郎が、俺の返答に横やりを入れてきた。
 つうかいちいち声がでかいんだよこいつは、それに絶対そんな数いないだろ。
「いいか真人! 巫女さんってのはな! 清純という言葉の象徴なんだ! ほとんど露出なく着こなされた白と紅の衣装、そこからほんの少しだけ、チラリと覗く素肌に人はエロスを感じ、劣情を催し、リビドーを燃やすんだ!」
 ……なんでこいつはこんなに熱心なんだろうか? しかもエロスに……。
「それをそんなミニスカ巫女だと! 最初からそんなにさらけ出されているものに何の意味がある! これじゃない感満載じゃないか! あんたの祖父さんは全く何もわかっちゃいない! ミニスカ巫女なんて邪道だ、巫女服に対する冒瀆だ!」
「お祖父さまを侮辱するつもりですか……」
 千鳥の眼がすっと細くなる。祖父さんのことは本気で尊敬しているらしい千鳥にとって、宗一郎の言葉は聞き捨てならないものだろう。

「侮辱も何も、事実を言ったまでだ!」
「なんということを……真人さまのお友達だと大目に見ていればこの原理主義者め……」
 バチバチと、二人の視線が火花を散らす。
 どうしてこいつらは、こんなくだらないことでここまで熱くなれるんだろうか?
「いいか! 人は隠されているからこそそれを見たいと願い、その先を夢見るんだ!」
「見るなの禁などあなたに言われずとも心得ています。イザナミを振り返り見たイザナギも、トヨタマビメの出産を見たホオリも、海外ではパンドラの箱も。しかしそれとこれとは話は別なのですよ」
 千鳥は巫女らしい神話のたとえ話を出してから、しかしと首を振った。
「いいですか――なんだかんだ言ったところで、人は露出が多い方が好きなのです」
 あ、ぶっちゃけやがった。
「チラリズムだのなんだの、そんなものは少数の意見が大きく取りざたされているだけ。結局男性は裸を好み、それが叶わぬならそれに近いものを好むのです。それが現実というものなのですよ。『肌色は多ければ多いほど価値がある、しかしモザイクてめーは駄目だ』と、お祖父さまもよくおっしゃっていました」
「違う、それは違う! 人はそこまで即物的じゃない!」
「違いません。だからこそ、私、黒須千鳥が足をさらそうというのです!」
「エロだよそれは!」
 二人のいさかいはどんどんとヒートアップしていく。こんな往来の真ん中で巫女服について激論を交わす女子高生と男子高校生は、いったい傍から見ればどう映るだろうか?
 俺は他人のふりをするために、そっと距離を取ろうとしたのだが――
「待て真人、ここはお前の意見が聞きたい」
「そうですね、真人さまのご意見こそが唯一無二の真実」
 くそ、逃げられなかったか。
「やっぱり巫女さんは正統派じゃないと萌えないよな!」
「真人さまだって、ミニの方がお好きですよね?」
 これ、どっちを選んでも俺に不利じゃないか?
 前門の虎、後門の狼――なんて格好いい話ではないが。
 ただまあ、俺の正直な意見はと言えば――こほん、と俺は一つ咳払いをしてから、ゆっくりと、自分の言葉を二人に伝えた。
「どっちも、それぞれに良さがあるだろ。千鳥の言う即物的なエロスも十分に魅力的だし、宗一郎の言うわびさびのある萌えだって必要だ」
「ですが真人さま――」
「そんな中途半端な――」
 そう言うと、千鳥と宗一郎、どちらもさらに口を開こうとしたが、俺は片手をあげて二人の機先を制すると、さらに語りかけた。
「いいか、お前ら――大事なのはな、多様性なんだよ。そりゃあ好き嫌いは誰にだってあるさ、あって当たり前だ。だからあれが好き、これが嫌いっていうのは構わない」
 俺は二人の眼を交互に見詰める。
「だけどな――あんなものがあっちゃあいけない、なんて言って存在そのものを否定しちゃあだめだ。そこからは何も生まれてこない。その先にあるのは、先細った未来だけだ。自分の嫌いなものの先に、もしかしたら素晴らしいものが生まれるのかもしれないじゃないか」
「それは――」
 宗一郎がはっと、なにかに気が付いたかのように声を漏らした。
「そういうものがあってもいいじゃないか――そう思うことが、大事なんじゃないか? 伝統の巫女服も、千鳥のミニスカ巫女服も、どちらもあっていいじゃないか。それにそれが存在しなければ、人は選択することが出来ない。存在しているからこそ好きな方を選ぶことが出来るんだ――選択することが出来る、それって幸せなことじゃないか?」
「真人……」
「真人さま……」
 俺の言葉に、二人ともが何かに気づいたような顔をした。
 その目には、感動の色が浮かんでいる。
 実のところ、俺に話の矛先が向いてきたためお茶を濁そうと、適当なことを言っただけなのだが、思いの外二人の心に届いてしまったようだ。

 二人はそのまま、自分の心を整理するように数秒間沈黙したが、やがて互いに目を合わせて口を開いた。
「……そうだな、俺が、頑なになりすぎていたのかもしれない」
「私も、少し言いすぎました」
 二人が互いに、苦笑気味の笑みを向け合う――よっしゃ、なんとか誤魔化せた。
「そう言えばお祖父さまも、お亡くなりになる直前に、『最初から脱いでいては、脱がせる楽しみを得られない、ままならぬものよ』と、悔いておられましたね」
「一度、あんたのお祖父さんとは話をしてみたかったな……」
 もう俺は、千鳥の祖父さんについては何も言うまい。
「確かに伝統に裏打ちされた魅力、というものは私も認めなければならないでしょう。もちろん、そこからさらに発展させていく気概は持ち続けていますが、しかしそれは過去から受け継がれるものを尊重してこそ、ということですね」
 何かを悟ったような千鳥のその眼は、宗一郎に向けられている。
 いや、それは宗一郎の後ろ、さらに遠くを見るような眼だ。
 こいつも今回のことで、すこしは成長したようだ――こんなことで成長するなよとは思うが、それは突っ込むべきではないだろう。
「今回は、勉強させていただきました」
「ふっ、それは俺も同じだよ」
 同じように遠い眼をして、宗一郎も言った。
「ずっと、巫女服は同じものでなければならないと、そう思っていた。いまこうしてみれば、なんであんなに頑なだったんだろうな、俺は。真人、お前の言うとおりだよ、ミニスカの巫女服――それはそれで、いいじゃないか」
「宗一郎……」
「巫女服だけじゃない――セーラー服にブレザー、メイド服にナース服、シスター服、それぞれにそれぞれのよさがあり、さらにそこから発展していくものもある。ミニスカも、その発展の方向の一つ、なんだよな」
 宗一郎は一度天を仰ぎ――それからまっすぐに千鳥を見据えてこう言った。
「ああ、いまだから正直に言おう。俺、あんたのミニスカの足に――実は結構クルものがあるんだぜ」
 爽やかな笑顔でセクハラ発言を宗一郎がした時。
「へえ……宗くんって、そういうのが好きなんだ」
 ――宗一郎の背後から、そんな声が聞こえてきた。
 背の高い宗一郎の陰になっているため見えなかったが、少し顔を移動させてそっちを見ると、いつの間にか一人の女子が、宗一郎の後ろに立っていた。
 まったく気配を感じさせなかったので俺も驚いたが、驚きは宗一郎の方が大きかっただろう。眼を大きく見開いたまま、微動だにしない。
「あ、佐々木さん」
「こんにちは、音守くん、あとあなたが噂の黒須さん?」
 ついこの前に付き合い始めたばかりの宗一郎の彼女、佐々木芽衣さんがにこりと笑う。
 佐々木さんに背後を取られる格好になった宗一郎はと言うと、さきほどの爽やかな笑顔を動かしてはいなかった。ただ、そのこめかみから一筋の汗が頬を伝っている。
「噂の、というのがわかりませんが、私が黒須千鳥です。初めまして」
「ええ、こちらこそ。噂っていうのは、宗くんから聞いてるの。凄い美人で優秀で、真人くんの彼女であることが信じられない、だって」
 宗一郎め、そんなことを言ってやがったのか。
 宗一郎がいまだに勘違いしているだけで、千鳥は俺の彼女というわけでは無いのだが。ここはそろそろ、ちゃんと誤解を解いておくべきか?
「あのさ、佐々木さん――」
「そんなことはありませんよ、佐々木さん。真人さんの素晴らしさは私が一番よく知っています。私こそ、常に真人さんにふさわしい存在であるように心がけているのです」
 俺が誤解を解く言葉を発するより先に、千鳥が言った。
 千鳥としては、神である俺が自分より下に見られたことを訂正しただけのつもりなのだろうが、その言葉は俺が誤解を解くことを、妨害するような形になってしまっている。
「ふふ、あつあつなんだね。うらやましいなあ――ねえ、宗くん?」
「ああ……あっ、いや!」
 声をかけられて、それまでフリーズしていた宗一郎がようやく動き出す。
「あの、芽衣さん、これは――」
「うん? どうしたのかな?」
「さ、さっきのことはさ、その、言葉のあやというか、なんというか」
「さっきのこと? ああ、黒須さんのミニスカートにはクルものがあったっていう話?」
 佐々木さんの快活な口調は変わらないが……変わらなさが怖い。
「うんうん、私も確かにそう思うよ。黒須さん、脚もきれいだもんね」
 そう言ってから佐々木さんは、少しだけ困ったように眉をひそめた。
「でも、それをこんな往来で、白昼堂々、本人に言うのは、どうなのかな?」
「あ、だからその、それは――」
「まあこんな話も、こんな往来ですることじゃないし――ちょっと向こうで、ゆっくりお話ししようか?」
 そう言った佐々木さんの笑顔は、みとれるほどに美しかった。

「さらばだ、宗一郎」
 路地裏へと消えていった宗一郎を見送って、俺はそう呟いた。
 どこかにあいつを助ける神がいてくれればいいのだが――え、俺? 俺は無理ですよ。
「こうして悪は去りました」
「お前、和解したんじゃなかったのかよ?」
 ぽつりと漏らした千鳥に、半眼でぼやく。
「確かに考え方については和解しましたが、だからと言って最初に、私の衣装を悪しざまに言った罪は償ってもらいませんと」
 こいつ……宗一郎の背後から、佐々木さんが来るのを分かってやがったな。確かに千鳥の位置からなら、佐々木さんが近づいてくるのが見えただろう。
 遠い眼をしていたと思ったら、彼女を見ていただけなのか。
「まあ、確かにお前の祖父さんを悪く言った宗一郎も、悪いけどさ」
 ただその祖父さん発言は、悪く言われても仕方の無いことだとは思う。けれど千鳥としては尊敬する祖父を否定されるのは、我慢のならないことだったのだろう。
 ――俺はそう思っていたのだが。
「それだけでは、ありません」
 千鳥はさっと顔をふせて、こう言った。
「…………真人さまが、似合うと言って下さいましたから」
「お、おう」
 ……やばい、少し恥ずかしげな声の千鳥は、かなりかわいかった。
 どことなく地雷女の匂いがするこいつには、絶対に手を出すまいと思っている俺だが、日に日にその決意が揺らいでしまっているのが自分でも分かる。
 とにかく、ここは話を変えなくては――
「じゃ、じゃあそろそろ俺たちも行こう――って、まずは着替えるんだったか」
「はい――やっぱり、ミニスカートの方が真人さまは良いですか?」
 顔をあげて、珍しく冗談めかして言った千鳥の言葉に、俺は苦笑する。
 そうして俺たちは、並んで歩き出す。
 ふと、路地裏から俺の親友の野太い悲鳴が聞こえたのだが、まあそれは気にすることじゃないだろう。
 めでたしめでたし。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • TOPページ
  •  『神様のお仕事』とは あらすじ&キャラクター紹介
  • 書きおろし ショートストーリー
  • 既刊案内