空から、何かが落ちてきた。
ある日の夕暮れ、僕こと北上景は「ありえない光景」を目の当たりにしてしまい、その落下地点へと足を動かしていた。行き着いた先で見たもの、それは 西洋人形のような金髪美少女(しかも生まれたままの姿!)だった。そして背中には『黒い羽』!?
何者なんだ、この子は……と、とりあえず保護することにしたけれど……目を覚ました少女は、紅い瞳をこちらに向け、不遜な態度で話し、あまつさえ人の手に噛みついてくる。
本当、何者なんだよ!
あげくの果てに言い放つ
「我は伝説の『竜』なり」「『竜』と『人』は、相容れない」「お前は私の『しもべ』だ」
こうして、元『竜』の少女と僕の非日常主従ライフが始まった !!