現実の美少女はビッチばかりだ 。そう信じる高校生の育野耕介は、文芸部の部室を心のオアシスとしてオタク活動を楽しんでいた。しかしある朝、生徒会長補佐を務める黒髪の美少女(にして清楚系ビッチ)の東雲伊吹から、このままでは文芸部は廃部になると告げられてしまう。そのため耕介は、生徒会の手伝いとして、伊吹と一緒に生徒の相談に応えることになった。そして最初に相談を持ち込んで来たのは、伊吹と人気を二分する金髪巨乳美少女の愛沢愛羽。何人もの男と付き合っているビッチだという噂があった彼女だが、実際には恋愛経験がまったくないため、擬似彼氏になって欲しいという依頼を耕介にしてきて……!? ビッチ×オタクの学園ラブコメ!
文化祭を終え、夏休みを控えた七月。呪い事件を解決して平和を取り戻した文芸部で、オタク活動を満喫するかと思われた耕介。だが、彼は東雲と愛沢が傍にいるだけでドキドキするようになってしまい、部活どころではない日々を送っていた。そんな耕介に、愛沢が恋愛経験値を高めるために海水浴デートをして欲しいと言いだす。天虎たちも誘って東雲の別荘に行く計画を立てる中、学年で不良と名高い少女・九重紫月が文芸部を訪れ、知り合いの海の家を手伝って欲しいと依頼してきた。宿も提供してくれるとのことなので了承する文芸部一同だが……!?
「ねえ耕介。えっち、しよっか?」
真夏のビーチは波乱がいっぱい!? ビッチ×オタクの学園ラブコメ第三弾!
夏休みに突然耕介たちに降ってわいた、文芸部廃部の危機。そんな中、伊吹が突然、東雲家の別荘がある無人島での財宝探しを提案してきた。その島には学園理事長である彼女の祖父が財宝を隠しており、それを発見できれば、彼女の願いを何でも叶えてくれるのだという。そこで耕介たち文芸部メンバーは、シャルテや天虎、紫月たちも誘って、皆でその無人島へと向かう。だが、そこはどうやら凶暴な獣たちが生息しているほか、連続殺人の言い伝えまでがある、いわくつきの島のようだった。そして嵐の中、外部から遮断された洋館で、耕介の周囲から一人、また一人と少女たちが消えていって……!?
ビッチ×オタクの学園ラブコメ、無人島が舞台の第五弾!
夏休み明けの新学期。耕介は無人島で伊吹に告白されたのは気のせいだったかと感じつつ、日常生活に戻っていた。一方、年に一度の音楽祭が近づき、盛り上がる学園の生徒たち。だが、その熱に水を差すように、夜の学校に幽霊が出るという噂が立つ。さらに生徒たちの口にのぼる、音楽祭を襲う不幸——ファントムの怪。音楽祭を成功させたいという天虎の依頼を受けた耕介は、伊吹や愛羽ら文芸部のメンバーと調査に入る。しかし、彼女たちの様子もどこかおかしい。いつものように伊吹の指示のもと、愛羽の男性恐怖症克服のための擬似恋愛プレイをしても、二人の様子はぎこちなくて……? ビッチ×オタクの学園ラブコメ、幼馴染み少女ががんばる第六弾!
伊吹と愛羽が組んだアイドルユニットのマネージャー業も終わり、ほっとしたのも束の間、耕介に愛羽との縁談が持ち上がる。さらに時を同じくして、なんと伊吹との学生結婚話も出てしまい、戸惑いを隠せない耕介。そして彼の意志とは裏腹に事態はとんとん拍子に進み、東雲家で花婿のお披露目パーティーを行うことになる。乗り気ではない耕介だったが、結婚に待ったをかける伊吹の許嫁候補と決闘することになり、あとには引けなくなる。さらには伊吹との結婚を聞きつけた天姉たちも加わり、事態は混乱を極めていき……!?
「最後に聞くわ。私のことが好きなら、もちろん結婚してくれるわよね?」
ビッチ×オタクの学園ラブコメ、選択を迫られる第八弾!