緋萌――売り出し中のヴィジュアル系バンド、Rosenkreutzのギターボーカルだ。偶然彼と出会った俺は、ふとした流れで緋萌の秘密を知ってしまう。透き通った肌、しなやかなウエスト、桃のようなお尻、揺れる二つの膨らみ――。そう、ステージの王子様・緋萌は、実は女の子だったのだ!
さらに俺は、彼女が同じ学校で全校生徒の憧れを集める少女・百合園萌々であり、バンドメンバーたちも同じく学園のお嬢様たちだということを知る。そして俺は、彼女たちの夢に協力することになり……!?
「わ、わたしにできることなら何でも……する、から……秘密にしてください!」
薔薇色の秘密に彩られた学園V系ラブコメが、新たなるシーンの幕を華麗に上げる!
売り出し中の――ただし実はメンバーは全員女子高生な――ヴィジュアル系バンドRosenkreutzに、ギタリスト空音として加わった俺。そして俺たちはライブ終了後、ひとりの少女から声をかけられる。彼女は羽月の幼なじみで、人気急上昇中のアイドル・メイミだった。羽月と浅からぬ因縁があるらしいメイミから、バンドを抜けて彼女の隣でギターを弾くよう俺は勧誘される。メイミいわく、もし俺がそれを断るなら、羽月が女の子だという秘密をバラすというが……!?
「空音のこと、あたしがもっと気持ち良くしてあげるわ」
懐かしくあたたかな歌が、絆を曇らせ続けた憂鬱な空に、優しく虹をかけて――。薔薇色の秘密に彩られた学園V系ラブコメ第二弾!