小鳥遊あひる(たかなしあひる)
櫻花高校自転車部の部長。
迅人の監督就任に反対する。
「あんた、あたしとレースで勝負しなさい!」
天才サイクルロードレース選手の少年・狼堂迅人は、
世界大会での優勝を目前にして、怪我により競技の道を断念することになった。
失意の日々を送る迅人だが、縁あって高校の女子自転車競技部の監督を務めることになる。
世界大会の女子部門《ツール・ド・ガールズ》優勝を目指す部長の小鳥遊あひるをはじめ、
個性豊かなメンバーたちのひたむきな様子に、当初は気乗りしなかった迅人の姿勢も次第に変化していく。
しかし、そんな彼女たちの前に、迅人と深い因縁のある世界トップクラスの選手、シュリック姉妹が現れ……?
「あたしは――あたしの大好きを証明したい」
第5回講談社ラノベチャレンジカップ〈優秀賞〉受賞の青春自転車ストーリー!
中学生で英雄としての資質に目覚めて十余年、
今や九頭竜雪彦は数多の異世界を救った経験を持つベテランの召喚英雄となっていた。
そんな雪彦が「お姫さまの家庭教師」として召喚された異世界で出会ったのは――
これまでずっと奴隷として生きて来た少女で!?
「九頭竜様。わたしのご主人様になって頂けませんか……っ!」
ひょんなことから《蒼の奴隷姫・シアン》の家庭教師兼ご主人様となってしまった雪彦だったが、
二人の前には問題が山積み! 雪彦はシアンが立派な姫になれるよう努力をするのだが――
ついつい彼女を甘やかしてしまう!?
今や奴隷とは虐げるのではなく、愛でるもの!? 奴隷と共に過ごす王宮家庭教師生活、開幕!
かつてのグラン・エスト大陸では、人間と魔族との激しい戦いが続いていた。
しかし四英雄と呼ばれる英雄たちの活躍により、百年以上の長きにわたる戦乱に終止符が打たれ、世界に平和が訪れた。
世界が復興の兆しを見せていた頃、少年・クロウは職を転々としながら生活していた。
その職数、なんと50。
しかしある日、英雄マニアの少女・リゼリアと旧友・フィオナとの出会いをきっかけに、
王家直属の英雄取締部隊で働くことになる。
悪事を働く英雄を取り締まる――それが英雄取締部隊!!
悪に手を染め、堕ちていく英雄たち。その経緯、苦悩――平和な世界に、英雄たちは何を求めるのか。
クロウ・シュバイツァー
史上最年少で英雄となりし少年。定職に就けず、50もの仕事をクビになった。
「俺を呼び出すとは、いい度胸だな」
リゼリア・ハーシェル
周りから『英雄マニア』と呼ばれる、英雄取締部隊一番隊のうら若き隊長。
「私はいつかきっと立派な英雄になってみせます」
フィオナ・フィニス
見た目は幼いが、英雄取締部隊の総隊長にして、伝説の四英雄の一人。
「久しぶりに会うというのに、随分なご挨拶じゃないか」
アンジェリーナ・バルド・ライヴァース
ライヴァース王国の王女。 何かにつけてクロウに結婚を申し込んでくる。
「クロウが私と結婚すればいいんじゃないかしら」
シンディ
親交魔族・竜神族(ドラゴニュート)の少女。クロウに保護され、なぜか「ご主人様」と呼ぶ。
「ご主人様は悪いことしていません」
ハルトを昼寝から目覚めさせたのは、炎のように怒る貴族の少女による平手打ちだった。その少女の名はエレオノラ・サラマンドラ・イグニシオン。王国を護る「御三家」の一員にして、焔狼を使役する幻獣使役士――となるはずだったが、契約に失敗し逃げられてしまったらしい。行方不明となっていたその焔狼が、なんとハルトと一緒にのんきに昼寝をしている姿に怒りが爆発したようだ。
だが、動物になつかれる体質のハルトが偶然保護しただけだった焔狼は、全く彼女に従おうとしない。その結果、エレオノラはとんでもないことを言い出して――「じゃあ、あんたが代わりにわたしの下僕になりなさい!」一体どうなる!?
痛快ファンタジー開幕!
普通の高校生・笹倉純は、ある春の嵐の日、フードを被った謎の少年に銃撃される。
なんとか逃れた純が家に帰ると、そこには純のボディガード兼お目付け役と称する見知らぬ少女の姿があった。
青海幽子と名乗ったその少女によれば、笹倉家は暗殺者の家系であり、
純はその後継者として、暗殺者養成学園に通う必要があるらしい。
「もし、殺される方がいいなら、今から私が優しく殺してあげる」
――そんな幽子の言葉にやむをえず了解する純だが、翌日、昨日の少年が彼の前に再び現れる。
そして、フードを取ったその少年は、純とまったく同じ顔をしていて……!?
世界の理を覆し、因果律に抗い、残酷な運命を撃ち砕け――! 学園バトルアクション開幕!
本が好きで、ライトノベルと出会って虜になって、自分もラノベ作家になりたいと思って――
そうして僕は高校卒業後に専門学校の作家養成コースに入学した。
けれど、講師として僕の前に現れた、現役女子高生ラノベ作家として名を馳せている雨音天袮は言い切る。
「専門学校(ここ)に来ている時点で、おまえらには作家になる才能がない」
肩を落とす僕だが、天袮によれば、彼女についていけば作家になれる可能性は確実に上がるらしい。
その言葉を信じて僕は授業に励むが、はたして僕は本当に作家になることができるのだろうか……?
あざの耕平・白鳥士郎・三浦勇雄など人気ラノベ作家も特別出演!大丈夫か、このラノベ業界ラノベ!?
雨音天袮(あまおとあまね)
現在高校3年生の、現役女子高生ライトノベル作家。
専門学校の講師をつとめる。
「ラノベしか読んでない奴はラノベ作家にゃなれないぞ?」
奈井江隆也(ないえたかや)
主人公。
ライトノベルが好きで、作家になりたくて専門学校に通うことにした。
「う。心に刻んでおきます」
古渡愛乃(こわたりよしの)
お嬢様。
同人活動をしているうちに二次創作では物足りなくなり、作家になろうと思った。
「そうね。好きなものを語り出すと、止まらなくなってしまうわね」
由仁木綿子(ゆにゆうこ)
声優志望コースに通う少女。
子供っぽい顔と声だが、意外と観察眼が鋭い。
「あのぅ、もしかして二人はつき合ってたりするの?」
剣淵瑞穂(けんぶちみずほ)
木綿子と同様に声優志望コースに通う少女。
木綿子と一緒に、主人公たちに脚本の執筆を頼んでくる。
「なるほど。それは魅力的な提案だ」