夜町空也(よるまちくうや)
主人公。高校2年生。
ライトノベルが好きで、そういった世界に憧れを持っている。
「この世界のどこかには絶対、俺の望む世界があると思うんだよ」
ライトノベルのような非日常に憧れつつも、幼馴染の雨宮詩帆とともに、平凡な高校生活を送っている少年・夜町空也。だが、そんな彼の前に、季節外れの転入生 水軋幽花が現れた。とある、冴え凍るような、白い満月の夜 。その月下に、透明な刀を持って佇んでいた彼女が、空也の運命を変える。幽花は、この世界に人知れず存在する悪魔たちと、その身に悪魔を宿して戦う、《黒祓い》と呼ばれる存在だったのだ! 彼女を救うため、とっさに悪魔の力を借りた空也。そして彼は、幽花のパートナーとして彼女とともに、かつて自らが夢見た世界に足を踏み入れることになり !?
第4回講談社ラノベ文庫新人賞〈優秀賞〉受賞の学園バトルアクション!
夜町空也(よるまちくうや)
主人公。高校2年生。
ライトノベルが好きで、そういった世界に憧れを持っている。
「この世界のどこかには絶対、俺の望む世界があると思うんだよ」
水軋幽花(みなぎしゆうか)
空也たちのクラスに転校してきた少女。
実はその身に悪魔を宿して戦う《黒祓い》と呼ばれる存在で、空也を非日常の世界へ導く。
「…………あなたは、すごく……困る」
雨宮詩帆(あめみやしほ)
空也の幼馴染の少女。
小学五年生の頃から高校に上がるまで、空也の家で一緒に暮らしていた元同居人。
「こういうなんでもない時間が、大好きなんだよ」
四畳一間(しじょうかずま)
空也たちのクラスの担任教師。
『貧乏人』という残念な愛称で呼ばれている。
「夜町、お前モテモテだな」
かつて『紅の破壊神』と呼ばれた者がいた。万物を滅ぼすことを使命とし、いかなる物をも消し去る絶対的な神。しかしそれは一人の転生者によって敗れ去り、破壊神は「転生」した。日本という国の、普通の高校生として 。人々を恐怖に陥れたあの絶対神はどこへやら。動物愛護精神にあふれた青年に育った真田辰季は、「不死」や「変異」の能力を備えたまま学校に向かう。が。転生した辰季の復活を恐れて異世界からの勇者・狐塚日花里が辰季を襲う!! もはやただの動物好きの高校生なのに!? 「転生なんかしたくない」異世界転生反対シリーズ第1弾!
紅(くれない)の破壊神
万物を滅ぼすことを使命とし、いかなる物をも消し去る絶対的な神。
が、勇者に敗れ、現代日本に転生する。
真田辰季(さなだたつき)
紅の破壊神の転生後の姿。破壊神だった頃の記憶は曖昧(あいまい)だが、不死の肉体を持つ。
動物をこよなく愛する善良な学生で、過去の性格とはまるで別人。
狐塚日花里(こづかひかり)
辰季が現代日本に転生したと知り、辰季の前に現れる。
彼を再び殺し自分たちの世界で転生させ、破壊神のその力を利用しようとする
自称「正義の魔法少女」。
エル
転生した辰季を守るべく異世界から現れた少女。
現代に転生すると魔素が薄くなるため幼女の姿をしている。
後鳥羽空良(ごとばそら)
辰季の幼なじみ。辰季の不思議な力を知っているがあえて踏み込んでこない。
クラスでも人気ものらしいが恋愛のほうはサッパリ??
辰季をいつも気にかけている。