
「皆、私と一緒に来てくれ」
ローベント家の若き当主・アルス。
転生者であるアルスは、「鑑定」という特別なスキルを使い出自や年齢を問わず有能な人材を重用していた。
功を上げ続け、名声が高まる中で、ミーシアンとサイツを治め、さらなる戦線拡大を狙うクランに対し慎重論を唱えるアルスだが、その態度はクランの疑念を招いてしまう。
そんな仲、アルスがサイツを乗っ取ろうとしている、という噂が出回り、クランから説明を求めて召喚されるアルス。
警戒しながらも召喚に応じるが、それはアルスを捕らえるための罠だった。
逃げ延びるアルスたち一行だが、そこに飛び込んできた報告はミレーユによる驚愕の決断で――!
大河ファンタジー、風雲急を告げる第10巻!