ちいさな君と、こえを遠くに

著:ツカサ    
イラスト:しらたま

「わたしにして欲しいこととか……何かないですか?」

『銃皇無尽のファフニール』ツカサ×
大人気イラストレーターしらたま、初ライトノベル!

大人気バンド“Eternal Red”でボーカルをつとめていたものの、 かつての声を失ってしまい、活動を休止した少年――藤波奏太。 遠くの地に転校し、ひとりの高校生として暮らそうとする奏太だが、 そんな彼の前に、小学生の少女・ソラが現れ、こう言った――。 「わたしに声優になるためのレッスンをしてください!」 ソラの熱意に押され、ボイストレーニングを手伝うことになる奏太。 やがて、ソラの周囲の少女たちもレッスンに加わる。 こうして始まる、元ミュージシャンと声優志望の小学生たちの奇妙な師弟関係。 そして、ある個人製作アニメのオーディションが舞い込み……!? ――これは、夢を諦めかけた少年と、夢に向かう少女たちの物語。