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MMORPGクロスレヴェリにおいて坂本拓真は、他プレイヤーから『魔王』と呼ばれるほど圧倒的な強さを誇っていた。ある日、彼はゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまう。そこには「私こそが召喚主」と言い張る少女が2人いた。拓真は彼女たちから召喚獣用の奴隷化魔術をかけられる――――しかし固有能力《魔術反射》発動!奴隷と化したのは少女たちだった! 困惑する拓真。彼は最強の魔術師だが、コミュ力が絶無なのだ。悩んで放った一言はゲーム内で使っていた魔王ロールプレイで!?
「俺がすごいだと? 当然だ。我はディアヴロ……魔王と怖れられし者ぞ!」
やがて世界を震撼させる魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む異世界冒険譚、開幕! -
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ゲームに似た異世界へ召喚されたディアヴロは、手違いで奴隷にしてしまった豹人族のレムと、エルフのシェラ、さらに幼女魔王のクルムを従え、波乱に満ちた異世界ライフを過ごしていた。ある日、聖騎士に追われていた聖女を助ける。彼女は教会の最重要人物だった。事情を知ったディアヴロたちは、魔王領の都市ジルコンタワーまでの護衛を引き受ける。何日もかけて行った街では、様々な問題が起きており……そのうえ超巨大魔獣が出現して突っこんできた!
「これより多重魔術を使う! レムよ、周りを警戒しておけ!」
魔王を名乗るディアヴロが、神の信徒の守り神に!? やがて世界を震撼させる魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む冒険譚、第四幕! -
聖女ルマキーナが呪詛を受けてしまった。解呪するにはディアヴロがゲームで入手したアイテムを使うしかない。数多の冒険者たちが攻略に失敗しているダンジョンに挑むことになるが……密かに余裕だった。このダンジョンを造ったのはディアヴロ自身だからだ――
『我が地を荒らす小さき者どもに、死を与えよう!』
たとえ最強種ドラゴンが現れようともディアヴロは魔王らしく怯まない!
「フッ、たかがレベル140で神気取りか? 笑わせるではないか、雑魚め」
その頃、ジルコンタワーには魔王の覚醒を告げる魔族が現れて……!? 自分が作ったダンジョンを自分で完全攻略!? やがて世界を震撼させる魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む冒険譚、第五幕! -
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